Q&A

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不動産のことについて

不動産の探し方

マイホームを建てるための土地を探しています。立地条件や日当り・風通し以外に気をつける点はありますか。
土地選びの重要なポイントの1つは、安全性です。地盤が軟弱な土地や水はけが悪い土地は、地震や台風などの自然災害のときに崩れたりして、その上に建っている建物に大きな影響を及ぼします。特に、新しく造成した分譲地の場合、土地を削って造られているものは比較的地盤がしっかりしていますが、土を盛って造ってあるものは、造成の仕方によっては、盛土(もりど)の部分がもろい可能性があるので、注意が必要です。盛った土地を支える擁壁(ようへき)があまりに高すぎないか、水抜き穴が適宜設けられているかをチェックしましょう。また、河川敷や埋立地、沼地、水田だった土地などは、地盤がゆるいと考えられます。宅地になってから日が浅い場所では、周辺に古くから住んでいる人に聞くなどして、その土地が以前どんな状態だったかを調べることも必要です。

不動産の売却について

自宅を売却しようと思いますが、その際、不動産業者との間で、媒介契約を結ばなければならないと聞きました。内容を教えてください。

不動産売買の相手方を個人で見つけることは容易ではありません。そこで、この相手方を探して、仲介をするのが宅地建物取引業者(不動産業者)で、売主は、この業者と媒介契約を結びます。
媒介契約には次の三種類があります。
 
■一般媒介契約
 複数の業者に依頼でき自分でも自由に相手方を探せる契約です。
■専任媒介契約
 一つの業者のみ媒介を依頼する契約です。自分で相手方を探すのも自由です。
■専属専任媒介契約
 他の業者に依頼できないばかりでなく、自分でも物件探しができない契約です。
 
専任媒介と専属専任媒介の契約期間は、契約の拘束力が強いので、3ヵ月以内とされています。更新が可能で、更新後の期間も3ヵ月以内です。
宅建業法は、媒介契約を結ぶときに、業者が一定事項を記載した契約書を依頼者に交付するよう定めています。

不動産の購入について

中古住宅の購入を検討していますが、購入価格以外に諸経費が結構かかると聞いています。どれくらいかかるのでしょうか。
次のような諸経費がかかります。
□契約時印紙代・・・契約金額によって異なります。
□登記に要する費用・・・登録免許税・司法書士への手数料
□住宅ローンに関する費用・・・保証料、事務手数料、火災保険料、抵当権設定にかかる登録免許税など
□仲介業者に払う費用・・・仲介手数料
□購入後にかかる費用・・・不動産取得税、固定資産税・都市計画税
  
また、こうした費用とは別に、引越し費用や粗大ゴミの処分代、新居に合わせた家具やカ-テン・カーペット、照明器具などを新たに買う場合は、その費用が必要になります。
  
通常、中古物件を住宅ローンを組んで購入する場合、物件価格の7%~10%位必要になります。ちなみに、新築住宅を売主から直接買う場合で、4%~5%位です。